パックラフトと言う名前ですが、その装備全てをパッキングするのはなかなかテクニックが必要です。
是非 " パックラフト パッキング バックパック " などと検索してその画像を見てみて下さい。多くの人がさまざまな工夫をしてパッキングを行なっていますが、どうしてもごちゃごちゃしたパッキングになってしまいます。
この主な原因はバックパックの選択にあると考えています。
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登山などで使用するバックパックとして40L程度のバックパックをお持ちの方が多いと思いますが、この様にPFDを内部に納めることができません。
パックラフト本体、PFD、パドル、ドライスーツ、スローバッグ、着替え、ファーストエイドキット、ポンプ類、昼食と飲み物などを入れようとすると、もっと大きなバックパックが必要となります。
概ね、60-70L程度の大きさのバックパックを用意すると、様々な用途に活躍してくれます!
しかし単に60-70Lのバックパックであればどの様なものでも良いかと言われるとそうではありません。
山童では実際にあらゆるフィールドでパックラフトを使用し、どの様なバックパックの利便性が高いか長い期間考え続けた上で取り扱う商材を決めました。XMT60 + 10 は、パックラフトで使用するのに適していると言えます!
① バックパックの大きさ
パックラフトの内部ストレージシステムに使用される完全防水ジッパー " Tizip " は、いくつかの規格でサイズが決まっています。パックラフトの内部ストレージ用に使用されるジッパーサイズで内部に入れられるバックパックのサイズは自ずと決まってきます。
また山童のパックラフトはスターンを大きく作っていますが、それでも80Lクラスのバックパックは収納するのが困難です。現実的にスムーズにスターンの中に収納できるサイズは概ね60~70L程度までです。
またフレームや背面プレートの構造も重要です。背面の外周全体を囲う様なアウトフレームタイプのバックパックや、カーボン製の一枚板の様な背面プレートのバックパックの場合、60~70Lのバックパックでもジッパーを通せない場合もあります。
必要な装備をきちんとまとめられるサイズであり、且つ Tizip による内部ストレージの内側に収納できるバックパックであることが求められます。XMT60+10 はまさにこの条件を満たしています。
” 高山流水 " とダウンリバー装備がピッタリ納まります!
" 雲水行脚 " なら軽量な幕営具も一緒に収納可能。
PFDやドライスーツ、釣具などがバックパックの中に納まります。
カートと合わせることで、電車でボート釣りに行けます!
② センタージップ開閉式であること
フロントオープンタイプでないバックパックの中にパックラフトやPFDを入れるのはなかなか困難です。特に水に濡れた後は張り付いて、収納するのがとてもストレスになります。
フロントオープンタイプのバックパックにはU字に開くタイプなど様々なものがありますが、内部に入れる荷物量が多いとジッパーが閉まりきらず、結局本来持っている容量通りきちんと収まらない欠点もあります。
センタージップタイプであれば大きく開いた状態で並べる様に荷物を入れ、ジッパー部を手で寄せながら締めることで本来持っている容量分きちんと収納することができます。
この出し入れのしやすさは、パックラフトを運搬する上でとても重要なポイントであると言えます。
③ スマートに外付けできる
ダウンリバーをするだけであれば、持っていく装備は限られます。しかし " 高山流水 " などのダウンリバー用パックラフトで山奥の源流を目指そうとすると、場所によってはテント泊装備や数日分の食料などを持たなければならない場合もあります。こうなると、内部にパックラフトを入れるのが困難なケースもあります。
この様な場合にもXMT60+10には、スマートに外付けできる機構がついています。
無理やり取り付けるのではない、バックパックの設計段階から外付けも想定した作りなので、荷物が増えた際もあ安心です!
ダウンリバー装備に幕営装備まで入れると結構パンパン。
MXT60+10 のボトムにはベルトを通す専用の機構が付いています。
パックラフトを外付け固定できます!
サイドポケットにはパドルがピッタリ収納できます。
リッドに接合部が納まります。
シャフトもアックスホルダーに固定できます。
山童限定特典でヘルメットホルダーもおまけします!
スマートにヘルメットの外付けもできます!
④ 背面がしっかりしている
パックラフト装備一式を背負うとなると、それなりに重量が重くなります。フレームレスバックパックで持つには少し重すぎます。かと言ってがっちりし過ぎていると、内部ストレージに収まらない問題が出てきます。
XMT60+10 は、シンプルなシングルフレームながらバックパックの重量をしっかりと腰に乗せる気候となっており、柔軟な背面プレートながら内部の荷物の角のあたりを背中に伝えず、また厚い背面クッションで背負い心地も確保。
長時間背負っても疲れない設計であることは、荷物が重くなるアクティビティにおけるバックパックにおいて、とても重要な要素であると言えます。
ショルダーベルトも適度なクッション性。
ウェストベルトはかなりしっかりした作りになっています!
⑤ 生地が丈夫!
Ferrino は、かのラインホルト・メスナーの人類初8000m峰14座全山完全登頂を支えたブランドです。世界最難関のエクスペディション環境を耐え抜く為の製品作りは今も脈々と受け継がれており、軽量ながらも強靭なバックパック作りに定評があります。
山童パックラフトの代表である栗山は Ferrino 公式の日本人アンバサダーの一人であり、日本国内に Ferrino が上陸した時代から愛用しています。プロの登山インストラクターとして数多の現場を Ferrino のバックパックと共に過ごし、時には負傷者をバックパックに固定して背負って山から降りる経験もしています。それでも未だ現役で使えています。(メーカー公式サイト)
そんなメーカーアンバサダー本人が自身のパックラフトブランドに並べるラインナップの一つとして選んだバックパックが XMT60+10です。
ダメージを受けやすい部分、負荷が大きい部分には実績のある強靭な生地を採用しつつ、そうでない箇所には軽量な素材を取り入れています。これにより、強靭な大型バックパックながら軽量性も実現。軽くて強いバックパックに仕上がっている秘密は、バックパック作りにおいて世界の中でも特に長い歴史を持つ Ferrino だから。
実際に使い倒した上で、絶大な信頼をおいて選んだ逸品です!
⑥ 内部のポケットとギヤラック
バックパックの内部にもスリットポケットとギヤラック、ポール状のものを固定するゴム紐がついています。
これは本来バックカントリースキーや雪山登山の際に必要な雪崩対策の為のショベルやプローブ、クライミングで必要なカラビナ類を携行する為のものですが、パックラフティングにおいても役立ちます。
海や湖で釣りを行う場合、パックラフトにテーブルを取り付けると便利です。その為の板などをこのスリーブに入れることで背面に沿って携行できます。玉の柄やフラグポールなどの長物を中で固定する際にはゴム紐が役立ちます。
テーブルとして使用するメッシュラックを収納。(※付属しません。)
バウに固定することでテーブルとして使えます!
玉の柄やフラグポールをバックパックの内部に立てて固定で行きます。
山岳パックラフティングではカムの携行などにも便利です。
バックパックは星の数ほどあれど、これほどまでにパックラフトにマッチしたバックパックがあるでしょうか?
他の選択肢がないほどに、完璧な設計です。
パックラフト以外の用途においても、アルパインクライミング、テント泊縦走登山、雪山登山、MTBなど個人的にも様々な用途に活用しています。多くのシーンでこのバックパックを活用しています。
" XMT60+10 " であれば、きっとあなたのあらゆる旅を長年支えてくれるでしょう。
製品データ
重さ:1900g
容量:60L + 10L
大きさ:76x32x28cm
背面長:45cm
素材:ダブルダイヤモンドコーデュラ、スーパーテックス、強化ラミネートファブリック
※ ご配送一個口あたりの合計金額が 30,000円 以上の場合、送料無料!
※ パックラフトと同時注文の場合、原則として同時発送させて頂いております。
※ 取り急ぎお求めの場合、お手数ですがパックラフトと別口でご注文願えます様お願いします。
現在、メーカー在庫切れとなっております。予約受付しています。
( 税込価格 39,820円 )
¥36,200
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